地図作成などの各種調査にぴったり。スイスsenseFly社から近日発売予定の小型無人偵察機『eBee』である。感知機の製造を手掛けるsenseFly社は、3年前に無人偵察機「Swinglet CAM」を発売しており、eBeeはその後継機に当たる。「Swinglet CAM」は、あらかじめプログラムされた、あるいはリモコンでコントロールした経路を飛行するだけでなく、12メガピクセルのカメラを内蔵しているので、自然、農作物、交通の監視に最適であった。
一方のeBeeはというと、16メガピクセルのカメラを内蔵し、3Dマップの製作にも一役買える。電波は3km以内に飛ばせて、最高時速は57kmを誇る。強風が吹いても問題なしだ。一回の充電で45分の飛行が可能。翼長は96cm、重量は630gと「Swinglet CAM」より多少重くなっているとはいえ、機能自体は相当向上している。
偵察機と耳にすると、戦争などの危ない香りを禁じえないが、eBeeは名称の響きもデザインもどこか可愛らしい。さまざまな分野で重宝されそうなアイテムは、今年初めにリリースされるとのこと。
この記事をシェア