米国の新興スポーツバイクメーカーEBR(エリックビューエル レーシング)は、米国フロリダ州オーランドで現在開催中の「2013 AIM Expo」において、新型モデル「EBR1190RX」を発表した。
EBR1190RXは、アルミニウム製のフューエルインフレームや”Zero Torsion Load“と呼ばれる大径ブレーキディスクと、シングルサイドブレーキなどの特徴を継承するこのEBR1190RXは、最高出力185BHP/10,600RPMの排気量1190cc水冷72°V型2気筒エンジン”ET-V2“を搭載。軽量なダイキャストマグネシウム製リアサブフレームなどの採用などにより、190kgという軽量さが特徴のスーパーバイクであり、TFT液晶のフルデジタルメーターや21ものモード設定を持つトラクションコントロールシステムなどが装着される。
EBR1190RXを製作するEBR(エリックビューエル レーシング)は、かつてハーレーダビッドソンの傘下で個性的なモーターサイクルの開発し、独自のブランド「Buell」として販売を行なっていたものの、2009年に親会社のハーレーダビッドソンから突如ブランドを廃止されてしまってブランドが消滅。そこで2011年からインド最大のモーターサイクルメーカーの「Hero Motocorp社」の傘下でEBR(エリックビューエル レーシング)として改めて再起を図っている。
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