クルマ関連のエンジニアリングサービスを提供するドイツの「EDAGエンジニアリング社」は、来年の「ジュネーブショー」にて新たなコンセプトカー「ライト・コクーン(Light Cocoon)」の画像と概要を公開しました。
ボディに骨格が浮かび上がる
今年の「ジュネーブショー」で同社は、”熱溶解積層法”と呼ばれる3Dプリント技術を用いて製造され、保護用の外枠の中に骨格状のパッセンジャーセルが吊されているという構造のコンセプトカー「ジェネシス」を発表しており、「コクーン」はその発展系ということになる。
落ち葉からヒントを得たエクステリアは、膜状の繊維が骨格構造を覆っている。外側のコーティングには独アウトドア用品メーカー、「ジャックウルフスキン」のTexapore Softshellという防水素材が使用されており、バックライトによって素材の表面に骨格が浮かび上がるデザインが特徴的だ。
良く分からないままですが3Dプリントの可能性を表現するそうです。
EDAGは、自動車部品やモジュールの設計開発など、自動車生産の現場において長年の経験に裏打ちされた技術力を提供する企業。
「ジェネシス」「ライト・コクーン」を発表する目的は、3Dプリント技術を用いることで従来の自動車製造では再現することができなかった構造体やデザインを表現することだそうです。
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