日本オタクの画家がゲームの世界に挑みます。アメリカ人アーティストのジェド・ヘンリーさんは、バトルRPGゲーム「Edo Superstar (江戸スーパースター)」開発資金の調達に成功しました。
Edo Superstarの主人公はマサルという名の猿。キャラクターデザインは筆や墨汁といった伝統的な画材を使用しているのが一目で分かるものに。これはヘンリーさんがクラシックなジャパニーズスタイルを追求していることによります。BGMも「和」を連想する音にこだわっています。
マサルは最も偉大な男を目指し、ある忍術の一派に加わり、格闘術を学びますが、人目を忍ぶばかりでは夢を果たせないと気付きます。そこで一派を離脱し、名声を得る為に大都市へ。道中で口のうまいネズミに出会い、マサルのマネージャーになったネズミは行く先々で札付きのワルとの対戦をセットし、最終目的地の江戸を目指す…というストーリーです。
ヘンリーさんの創作の原点でもあるゲームづくりは、ネット上で多くの人とアイデアを共有し、また才能溢れるチームを結成することで順調に進んでいます。キックスターターでの資金調達を終えたばかりの現段階では、来年秋にモバイル向け、冬にPC向けの配信開始を目指しているそうです。
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