高い平野に位置し、海抜520mというドイツの都市ミュンヘン。このローケーションであるからして、もちろんこの都市に海岸など存在するわけがないのです。
しかし、観光客はこの都市で毎年夏になればなるほど異様な光景目にするのである。それは、半裸にサーフボードを抱えた人たちである。いったいこの都市で何が行われるのあろうか?
「The Eisbach(アイスバッハ)」と呼ばれるミュンヘンの波
このアイスバッハをご存知の方は、かなりのミュンヘン通なのではないだろうか。これはミュンヘンを流れる川に起こる波の名称なのである。なぜ川に波?と思われるかもしれない。コンクリートの傾斜路によって波が立つのであるが、その波の高さは1メートルにまで達するのである。
サーファーが行き交うのも分かります。もちろん有名なサーファーもこのアイスバッハを知っていますし、訪れています。かなりマニアックな話になりますが、このアイスバッハを元に制作された映画もあるんです!
ビョルン・リッチー・ロブ監督の「Keep Surfing」というタイトル映画でして、2010年にはモスクワ国際映画祭で観客賞を受賞しているのです。これも相まって、今もなお人気スポットのひとつとなっているんですね。
いかがですか?ここでサーフィンデビューをするのであれば、海でデビューしたいと思うのは私だけでしょうか?リバーサーフィン。かっこいいですね!
参照元: Hi Consumption
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