イギリスにあるPeratech社が開発した「センサー付きガスマスク(Electronic nose)」は一種のガスマスクであるが、それだけではない。高感度のセンサーが搭載されており、ガスマスクが空気中の有害物質を検知するとアラームで知らせてくれる仕組みになっているのだ。
さらに、センサー付きガスマスク(Electronic nose)は外気でけだなく、装着している人間本人が取り込んだ揮発性有機化合物(ホルムアルデヒドなど)についても肌を通じて検知するようになっているという。現在はまだ開発の段階であり、今後さらに検知感度を上げていくとともに、スポンサーになってくれる企業を探しているところだとか。
こうした製品の技術が上がるのは嬉しいことだが、それ以前にこうした製品の必要がない世の中になることを願うばかりである。
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