このシンプルで軽量なクルマ、公道を走ることもできるし、来年には実際に店頭にならぶ予定だ。これだけでも興味をそそるロードスターの名前は「エレメンタルRP1」。「AUTO EXPRESS」が伝えています。
450kgの車体に280psのパワー
「エレメンタルRP1」のデザインは、CADファイルをクラウド上で吟味して、最終的に2つに絞り込んだという。その2案のうちの1つが市販版となった。
その構造は、カーボンとアルミのセンター・タブを持ち、フロントとリアのバルクヘッドおよびフロアはアルミのコンポジット、サイドウォールとセンターのフレーム、そしてダッシュボードはカーボン製となり、車両重量は「アルト」もビックリの450kg。
エンジンは標準仕様で280psの2.0ℓフォード・エコブーストを用意し、3気筒の1.0ℓエコブースト、999ccのホンダ・ファイアーブレード用のエンジンを搭載したモデルも発売される予定。そしてギアボックスはヒューランド製のシーケンシャルが組み合わせられる。
2016年中に販売予定
「エレメンタルRP1」の製作陣はわずか6人、彼らはF1マシンやマクラーレンP1を含むハイパフォーマンス・カー制作にも携わった経歴があるというスペシャリスト揃い。 技術的にはまだまだ手が加えられていくとのことだけれど、デザインはほとんど写真のままで販売をするとのこと。
来年の夏までには生産が開始し、1年間で約100−150台を予定。世界的に販売することも視野に入れているそうだ。
参照元:Auto Express
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