「備えあれば憂いなし」と言うが「喉元過ぎれば熱さ忘れる」な人も多いのではないだろうか?どや顔して言うのもなんだが、自分はまさにこのパターン。だからこそ、今から実践しようと思ったのが、これ「お家にある5つのもので、ろうそくできちゃいました」。おおお、こんなものが暗闇を照らすとは、長生きはするもんですな。外国のアイデアなので「うちに、こんなものねえよ」というのもありますが…。なお、3分クッキングのあのBGMを脳内で鳴らしながら見るとさらに臨場感アップ間違いなしだ。
1.エダムチーズなどの外側の赤いワックス部分
初めて見た時、可食部分かと口に入れてしまったら、まさしく「ろう」の味がした苦い思い出。そう、だからこそ、ろうそくにするには、もってこいなのだ。新聞をよって芯をつくり、まくだけ。どうみてもろうそく。
2.バター
適当なサイズに切って穴をあけ、芯を入れるだけ。脂肪の固まりだけに燃えっぷりもなかなかだ。
3.ツナ缶
こじゃれた缶入りキャンドル風で、実際に使うテンションもアップ。缶の真ん中に穴をあけ、芯をさすだけ。ただしオイル漬けの方で。残ったツナはもちろん非常食にもなるという活躍ぶり。
4.クレヨン
先端のとんがった部分に直に火を点けるという、ちょい荒技。なかなか火がつきにくいが、一度つくと安定の明るさをキープする頼もしさ。
5.ネーブルなどの皮にオリーブ油を入れる。
大きめの柑橘類を半分に切って、皮と中央の筋を残す。そこにオリーブ油を入れる。時代劇でいう行灯(あんどん)方式だ。これは燃焼時間も長いので今回ご紹介した中でも一押しらしい。水に浮かべるとウォーターキャンドルっぽくもあり、シャレオツですらある。
とはいえ、火はやはり恐ろしいので、これらを実際に使う時は注意が必要だ。ちょっとしたことがサバイバルにつながるかもしれない。