昨年12月に日本で開かれたサッカーのクラブワールドカップは、スペインのレアル・マドリードの優勝で幕を閉じました。それから10カ月経った今年10月、レアル・マドリードのユニフォームの胸スポンサー、エミレーツ航空は日本就航15周年という一つの節目を迎えました。
日本路線の年間旅客数は8倍に増える。
2002年10月、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空は他社に先駆けて、日本とペルシャ湾岸地域を結ぶ直行便を開設しました。当時はドバイ=関空線を週4往復で運航し、年間旅客数は6万6000人ほどでした。しかし15年後の現在はドバイ=成田、羽田、関空線をそれぞれ毎日運航し、日本路線の年間旅客数は約53万人まで増加しています。
エミレーツ航空は日本の空港から出発する旅客の利便性向上にも力を入れてきました。一昨年に成田空港第2ターミナルにエミレーツ・ラウンジを設置し、今年はドバイ=成田線の機材を世界最大の旅客機であるエアバスA380型機に変更。また、日本からドバイへ向かうエミレーツ便は、ビジネスパーソンが仕事終わりにそのまま空港へ行けるように、出発時間帯が夜になっています。
19年ラグビーW杯の公式パートナーを務める。
エミレーツ航空は中東有数のハブ空港と日本の主要空港を結ぶことで、欧州、中東、アフリカからの外国人観光客の増加に貢献してきました。エミレーツ航空がオフィシャル・ワールドワイド・パートナーを務める2019年ラグビーワールドカップは日本で開催されます。エミレーツ便を利用し、ドバイ経由で極東の島国に向かう旅客は今後ますます増えていくとみられます。
参照元:Emirates
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