米東部メリーランド州アナランデル郡警察は、保護観察中の違反行為により指名手配中だったロジャー・レイ・アイルランド容疑者(28歳)を逮捕しました。一般人の逮捕がちょっとした騒ぎになっているのは、容疑者が警察の公式フェイスブックページに複数の挑発コメントを書き込み、その翌日に捕まったからです。
KTLAによると、アナランデル郡警察は7月23日、公式フェイスブックページにアイルランド容疑者の顔写真を掲載し、彼に関する情報提供を呼び掛けました。
すると、容疑者本人が気付き、「捕まらないよ」「おまえらには絶対捕まらないよ」と挑発するようなコメントを残し、他のユーザーに「馬鹿正直者」と悪態を付きました。しかも本名で。
大胆な挑発は地元住民の怒りに火をつけた。
しかし、フェイスブック書き込みの翌日、アイルランド容疑者はアナランデル郡から近いボルチモア市南部で車に乗っていたところを発見されました。ネット上での強気な姿勢とは一転し、おとなしく収監されたそうです。
挑発行為により、地域の人々が厳しく目を光らせるようになったのか、複数の目撃情報が寄せられ、逮捕に結びついたとのこと。
アナランデル郡警察は「ソーシャルメディアは我々にとって素晴らしいツールです、閲覧している方々に大変感謝しています」とフェイスブックでコメントを発表しました。
ちなみに、日本の警察でフェイスブックページを開設しているのは、岡山県警、神奈川県警、高知県警察本部警務課、滋賀県警、島根県警、徳島県警など、まだまだ少ないようです。
参照元:KTLA
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