1969年、日産から販売されたスーパーカー「フェアレディZ」は現在も世界で人気のスーパーカーです。当時の米国日産社長の片山豊氏が、アメリカ市場拡販の為に作らせたのが始まりで、販売すると爆発的な売れ行きを記録しました。プロデュース・設計・製造した片山氏はZの父と呼ばれています。
現在のフェアレディZ 34は、2008年にフルモデルチェンジされたバージョンで6代目になります。時代と共に進化を遂げてきました。中でも2代目のS130はテレビドラマ西部警察で大門刑事が乗車した「スーパーZ」として劇中に登場、絶大な人気を誇りました。
そのフェアレディZが2013年にモデルチェンジすることが決定し、「フェアレディZ (370Z) 2013」としてシカゴモーターショー12で発表されました。
フェアレディZ (370Z) 2013は、前方のバンパーに縦型LEDライトを搭載。タイヤのホイールや燃料計などに改良が加えられる予定です。また北米日産では「プロジェクトZ」と題して、Facebook上でパーツなど5つのパターンを提案し、投票で選ばれたカスタマイズを施し発表する計画。あなたのアイデアが新しいZに反映される予定なのです。
日産の代名詞とも言うべきフェアレディZは時を超えてまだまだ進化していきそうです。フェアレディZの「Z」は次のない究極と言う意味。究極の車フェアレディZは究極という言葉に満足することなく、攻めて攻めて攻め倒して進化していくのです。
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