見分けがつかない? 空港の保安検査官がニセモノだった!

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外国は「公共の場での泥酔」を罪に問うことが珍しくありません。米国サンフランシスコ国際空港で酔っぱらっていた男性(53歳)は、ただアルコールを飲み過ぎただけでなく、なんと保安検査官に扮し、女性の身体検査を行っていた疑いがあります。サンフランシスコ・クロニクル電子版が報じました。

トンデモ事件は7月中旬、国際線ターミナルAの保安検査場で起きました。捜査関係者によると、セキュリティエリアに紛れ込んだ容疑者は「ベージュ色のパンツ」「青色のポロシャツ」「青色のゴム手袋」を着用していたとのこと。これらはセキュリティチェックを行う検査官と誤解されかねない格好です。

拘束の決め手はボディチェックの掟に。

本物の検査官は、「ボディチェックを行うのは同性の検査官」という規則が存在しながら、女性を別室に連れ込もうとした検査官(の扮装をした容疑者)を確認し、身柄を拘束しました。

実際に被害を受けた女性を発見できていないため、現時点では「公共の場での泥酔」の罪しか問えないものの、今後不法監禁の罪で起訴される可能性もあります。

そもそもセキュリティチェックはトラブルがつきもの。初めて旅をする人は持ち込み禁止荷物のルールにとまどうかもしれませんし、海外の空港で日本ならあり得ない対応をされる可能性も。もしあなたの周りに海外を旅する女性がいたら、細心の注意を払うように告げるとよいでしょう。

 

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参照元:SF Gate

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