フィンランドの航空会社、フィンエアーは今春、フィンエアー設立100周年記念企画として、フィンランド生まれの人気キャラクター「ムーミン」の特別塗装機を2機就航させました。
見出し: 機体の左右であの子とあの子が…
「友情」「コミュニティ」「一緒に冒険に出かけること」が物語の軸であるムーミン、同じ価値観を持つフィンエアーのコラボは今回が初めてではありません。1923年11月設立のフィンエアーがムーミン特別塗装機を最初に飛ばしたのは、作者トーベ・ヤンソンの晩年、1990年代です。
フィンエアーが今回、エアバスA350型機2機の機体の左右に描いたのは「ムーミントロール(いわゆるムーミン)」とムーミントロールのガールフレンドである「スノークのおじょうさん」がハグしている場面。そのそばには英語で「1923年から私たちを結び付けている」というメッセージも。
見出し: 特別塗装機は日本で見られる?
フィンエアーのムーミン特別塗装機は日本の東京(羽田、成田)、米国のダラス、タイのバンコク、韓国のソウル線といった長距離路線に投入されています。機体番号は「OH-LWP」と「OH-LWO」で、少なくとも2023年いっぱいはフィンエアーのネットワークを飛び回るとのこと。
フィンエアーと日本、ムーミンと日本はそれぞれ関係が深く、フィンエアーは日本線3路線(ヘルシンキ発着羽田、成田、関西線)を運航し、埼玉県飯能市にはムーミンバレーパークがあります。日本からムーミンの母国を訪れたい方々が特別塗装機に搭乗できる幸運に巡り合えますように。
<参考元>finnair
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