フィンエアー、機内での乗客・乗員のマスク着用義務を撤廃 一部路線を除く

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フィンランドの航空会社で、日本路線も運航しているフィンエアーは4月25日、「関係当局の要請がなければ」という条件付きで、機内における乗客・乗員のマスク着用義務を撤廃しました。

マスク不要の背景には多くの国での規制撤廃の動きが

フィンエアーのプレスリリースによると、機内における新型コロナ感染対策を緩和した主な理由は、ワクチン接種率の高まりと変異株の重症化リスクの低さから多くの国がコロナ関連の規制を撤廃しつつあることで、機内にウイルス伝染のリスクを下げる空調設備があることにも言及しています。

フィンエアーは出発地・到着地の当局が機内におけるマスク着用義務を継続している場合は、その要請に従わなければならないことにも触れています。機内でのマスク着用を義務付けている国・地域は5月10日時点で日本、中国、フランス、香港、インド、韓国などです。

今冬の運航計画には露のウクライナ侵略が影を落とす

フィンエアーは4月中旬、ロシア領空閉鎖の長期化を視野に入れ、今冬の運航計画を更新しました。拠点のヘルシンキからアジア10都市、米国5都市、欧州62都市にフライトを飛ばします。アジアの東京(成田)、デリー、シンガポール、ソウル線は毎日運航されます。

気になる今冬のヘルシンキ発着日本路線ですが、ロシア領空の閉鎖により、東京(羽田)、名古屋、大阪、札幌線の運休は残念ながら継続されます。成田線は5月から毎日運航になりましたが、ロシア領空を迂回する飛行ルートのため、フライト時間は約13時間かかります。

<参考元>FINNAIR

 

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