私、何を隠そう一昔前も二昔も前、一体どこを目指していたのか自分でも分からないのですが、ジムでのハードな筋トレに加え水中エクササイズにも夢中になっていました。
でも私が行っていた水中エクササイズは、ヌードルというその名のとおり極極極太麺のような形状のスポンジを使って行うエクササイズで、老若男女ができるというふれこみからも分かるようにライトなエクササイズ。
しっかり水中エクササイズしたい私には物足りなかったり、あるいは水中に持ち込む自転車のようなものは水中に運ぶまでがひどく重かったり。
今回ご紹介する「アクアスフィア(Aqua Sphere)」は、そんな私にピッタリの水中エクササイズギア。20年早く登場してくれていれば!
ポートの開閉で浮力と抵抗力を調節、エクササイズの難易度を変えよう
ロッカールームで水着に着替え、いざアクアフィットネスを抱えてみたら、ちょっとその見た目がボーリングの球っぽくて場違い感半端ないのですが、それはさておき。両手をアクアスフィアの中に突っ込んで早速水に入ってみましょう。ブクブクブク。
アクアスフィアの横についているポートで浮力と抵抗力を調節できます。
ポートが全開になっている状態だと水がアクアスフィア内をスムーズに移動するため抵抗力は低く、水中でも簡単に腕を動かすことができます。逆にポートが閉まっている状態では水の通り道が限られるため、抵抗力が上昇してエクササイズの難易度もUPするというわけです。
アクアスフィアは上下二つに分かれた形状になっています。アクアスフィアをひねってハンドルを持ち上げてアクアスフィアを開き、水が入っていない状態にします。そうすることでアクアスフィアは浮力を得て水中エクササイズの難易度がUPします。
逆に考えると、水が入っていない状態は水面に浮くためエクササイズの最中に一休みというとき、そして子供たちの浮き輪やビート板代わりになったりしますね。
水中でアクアスフィアを開いて水を入れた状態にすると、浮力は低下しますが水中でのエクササイズはやりやすくなります。
肩筋、腕筋、腹筋はもちろん、胸筋、脚筋と全身運動が可能
ただの球とあなどるなかれ。水中では陸上でエクササイズするよりも負荷がかかるため、より効果的で、均整のとれた体を手に入れることができます。
サイドレイズ、フロントレイズ、サイドベンド、とジムで行うダンベルを使った筋トレと同じ要領、でも体への負担が少ない水中でアクアスフィアを動かして魅力的なボディを安全に手にいれることができます。
まだコンセプトデザインの段階で一般販売にはいたっていないこのアクアスフィアですが、将来的には怪我をした後のリハビリといった医療目的で利用されたり、定番の水中エクササイズギアとしてジムのプールに常備されることを期待したいですね。
参照元:Yanko Design