カメラを首に付けて、自分の前後左右を静止画・動画に収められる時代がやってきました。韓国ソウルに本拠を置くLinkflowが開発した、ネックバンド型360度カメラ『FITT360』の製品化プロジェクトが1月上旬、米国のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開されました。
スキーや泳ぎの最中に360度の景色を記録できる。
『FITT360』は前後3カ所にあるレンズが360度をカバーし、ネックバンドの端にあるボタンを押すだけで静止画・動画の撮影が始まります。雪山でスキーをしながら、海やプールで泳ぎながら、自分の両目とほぼ同じ高さから、しかし両目では捉え切れない360度の景色を高画質で記録できます。外部メモリーはmicroSDカード(最大128GB)に対応し、最大90分録画可能です。
『FITT360』が捉える映像は世界中の人々とリアルタイムでシェアできます。もしあなたが旅行でグランドキャニオンを訪れたら、現地から360度の4K動画をライブストリーミングしてみましょう。家族や友人がVRゴーグルを持っていれば、リアルタイムで世界的な観光スポットにいるような感覚を届けられます。
ネックバンド型Bluetoothヘッドホンとしても使える。
ウェアラブルカメラと気づかれにくく、Bluetoothヘッドホンとしても使える『FITT360』の製品化プロジェクトは1月24日現在、目標額を上回る24万5000ドル(約2700万円)超を調達しています。身に付けて外出したくなるネックバンド型360度カメラへの支援はますます増えていきそうです。
参照元:KICKSTARTER
この記事をシェア