テーブルが宙に浮いている。ドイツ人デザイナーのインゴ・マウラー(Ingo Maurer)と英国ブランドのEstablished & Sonsがコラボレーションして生まれた「フローティング・テーブル (Floating Table)」は、テーブルとイスが一体化した、まったく新しいタイプの家具です。
マウラーは1966年デビューの大ベテランで、照明界を代表するデザイナーの一人。室内のインテリアとして、照明との兼ね合いも計算に入っているであろう、フローティング・テーブル。丸テーブル・長方形のテーブルは、バランス良く配置されている4つのイスの肘掛部分が支えになっています。
テーブルとイスが一体化したものと言えば、バーベキューなどで使用する折り畳み式テーブル、あるいは椅子収納式のテーブルを思い浮かべるでしょう。それらとは一線を画し、斬新な発想を美しいデザインで実現させたことで、Twitterでは「クール!」と称賛の声があがっています。
テーブルとイスの完全なる一体化は、まるで「マネキンの上から下まで全部ください」状態。デザインの一貫性は魅力的に映ります。今後はフローティング・テーブルのような家具が流行るかもしれません。
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