アラブ首長国連邦(UAE)の格安航空会社(LCC)、フライドバイは3月2日からドバイとサウジアラビア北西部アルウラを結ぶ直行便を週2往復(水・土)で開設しました。フライト時間は約3時間です。
空港から考古遺跡まではわずか40分
ドバイ=アルウラ間はこれまでサウジアラビアのLCCであるフライナスが週2往復(木・土)を運航するのみでした。フライドバイの進出により、サウジで初めて世界遺産に登録されたアル・ヒジュルの考古遺跡(ヘグラ)まで車で約40分のアルウラ空港へさらに行きやすくなります。
ヘグラには2000年以上前にナバタイ人が巨大な砂岩を切り出して造った墓の数々があります。マダイン・サーレハとも呼ばれるその遺跡を間近で見学しようと、UAEを含むペルシャ湾沿岸諸国・ロシア・中央アジアからの旅行者がアルウラ行きの便を多く利用するとフライドバイは見ています。
サウジではヤンブー線も再開したばかり
フライドバイは2月24日からドバイとサウジアラビア西部のヤンブーを結ぶ直行便を週3往復(火・木・日)で再開しました。ドバイ=ヤンブー直行便を運航する航空会社は他になく、両都市間を最短で移動したい旅行者には朗報です。ヤンブー沖ではスキューバダイビングが盛んです。
フライドバイはアルウラとヤンブーの他にサウジアラビア4都市(リヤド・メディナ・ジェッダ・ダンマーム)にも乗り入れています。
<参考元>flydubai
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