アラブ首長国連邦(UAE)の格安航空会社(LCC)、フライドバイは5月9日からドバイとサウジアラビア中北部のハーイル、北西部のタブークを結ぶ直行便をそれぞれ週5往復で再開しました。
ハーイルもタブークも壮大な歴史を感じさせる目的地
フライドバイがドバイ=ハーイル直行便を再開したことで、世界各地から「ハーイル地方の岩絵」へのアクセスが大幅に向上します。約1万年前のアラブ人が岩に刻み込んだ絵は一見の価値ありです。ドバイからハーイルまでのフライト時間は2時間20分、運航曜日は月・火・木・金・日。
中東のハブ空港とタブークをノンストップで結ぶ航空会社も6月時点では他に存在せず、サウジ国内のジェッダやリヤドを経由する手間が省けます。タブークも壮大な歴史を感じられる目的地で、砂岩の山々とヤシの木々が広がる「ワディ・アルディサ」への日帰りツアーなどが人気です。
日本からドバイまでは成田と関空から。羽田からは…
フライドバイのハーイル、タブーク直行便再開により、サウジアラビアネットワークは10都市に拡大しました。その他の8都市はアル・ウラー、ダンマーム、ブライダ、ジェッダ、メディナ、リヤド、ターイフ、ヤンブーです。全体のネットワークは今春時点でサウジを含む50カ国95都市以上。
ドバイに本拠を置くエミレーツ航空は6月上旬時点で成田直行便を1日1往復、関空直行便を週5往復で運航しています。「コロナ禍前のように羽田からもドバイへノンストップで行けるようになれば」と願っている方もいるでしょう。再開の動きがあればGIGAMENでお知らせします。
<参考元>flydubai
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