アラブ首長国連邦(UAE)の格安航空会社(LCC)、フライドバイは今夏、ドバイとジョージアのリゾート都市バトゥミを結ぶ直行便を期間限定で再開し、ドバイとトルコ黒海地方の都市トラブゾン、エーゲ海地方の町ボドルムを結ぶ直行便の季節運航を実施します。
バトゥミ線もトラブゾン線も週3往復で運航
フライドバイは6月25日から9月1日までドバイ=バトゥミ線を週3往復で再開します。フライト時間は3時間30分。夏のバトゥミを訪れるリゾート客の目には、ビーチはもちろん、ナイトクラブやカジノも魅力的に映るはず。ドバイからジョージア第2の都市に直行便を飛ばす航空会社は他になく、特にエミレーツ航空を利用する旅行者にとって、フライドバイの再進出は朗報でしょう。
ドバイ=トラブゾン線は5月13日から9月1日まで週3往復で開設されます。ドバイからのフライト時間は3時間50分。今夏、同路線を運航する航空会社は他にないとみられます。トラブゾンも黒海に面しており、バトゥミからは車で3時間ほどの距離にあります。絶壁に立つスメラ修道院はトルコ黒海地方有数の観光スポットです。
休みを海外で過ごすUAE国民が増える理由
フライドバイは6月4日から9月1日までドバイ=ボドルム線を週2往復で運航します。フライト時間は4時間40分。トラブゾンとは真反対のトルコ南西部に位置するボドルムの中心には白壁の建物が並び、海沿いには多くのビーチがあり、郊外には高級リゾートホテルが点在しています。なお、空港から町の中心までは車で35分かかります。
ドバイに本拠を置くLCCは今夏、46カ国79地点に乗り入れる予定です。英国オックスフォード大学が運営するOur World in Dataによると、UAEで新型コロナワクチンを少なくとも1回接種した人は4月20日時点で総人口の51.38%に達し、夏休みを海外で過ごすUAE国民は昨夏より大幅に増えるとみられます。
参照元:Flydubai