英国発、集中具合をリアルタイムでスコア化することで、生産性向上を支援する画期的なウェアラブル端末の新モデル「FOCI 2」の先行販売プロジェクトが今冬、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。
呼吸センサーと機械学習が心を分析する
「FOCI 2」はクリップ型のウェアラブル端末で、座って仕事をする際、おへそ付近に直接触れるように装着します。
呼吸センサーと旧モデルより大きく向上した機械学習により、メンタルパフォーマンス、緊張の度合い、仕事が進まないリスクなどをスコア化します。
仕事中にどれくらい深く集中できたかやストレスを感じたかなどが可視化され、仕事の効率化のヒントを得られるのです。
集中を妨げるスマホを常時見なくていい
ボトムスの腰回りに装着するクリップ型のウェアラブル端末は集中力の低下を検知すると、振動して集中力を回復するための休憩を取るタイミングであることを知らせてくれます。
ストレスや疲労が蓄積した時も同様で、何が問題かは振動回数で判断できます。
生産性向上を支援するアプリは様々ありますが、集中を妨げるスマホを常時見なくてもいいのは魅力的です。
見出し: ストレスや疲労の原因を探るのにも役立つ
1時間単位で集中具合が分析できるので、ストレスや疲労の原因を探るのにも役立つ「FOCI 2」は2866人から20.5万ポンド(約3200万円)を調達し、販売プラットフォームを「Indiegogo」に移しました。
なお、仕事の効率化に役立つウェアラブル端末専用アプリには集中力を高めるためのトレーニングが複数用意されていますが、それらの説明は英語なので注意が必要です。
<参考元>Kickstarter
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