米国はテキサスの「シャーウッド・モータース社」が製作した「ジープ・ラングラー」のカスタムモデル「ジープ・フルメタルジャケット（Full Metal Jacket Jeep）」はもはやジープの骨格だけのこされた怪物と化していた。
どんなクルマ？
お値段約1070万円のこのモンスターは、その3.6LV6エンジンから285馬力を絞り出し、ジープであるのにかかわらず、0-100km/h加速8.4秒という俊足を持っている。ボディはもはやジャケットどころか、何も無いと言っても過言ではないだろう。
剥ぎ取れるものは全て剥ぎ取って、ぶっといマッドグラップラータイヤが剥き出しの状態。さらに、もはや何のためかはわからないが、防弾サスペンションを装備している。
誰が乗る？
どんな人がどんなシーンで乗られるかは想像できる。テキサス生まれの身長2m、体重120kg近いタフガイで、腕には星条旗とドクロのタトゥーがあるはず。陸軍か海兵隊を傷害事件を起こして除隊している。
普段はテキサスの田舎町でひっそりと暮らしているが、スパーカーに乗ったよそ者が通りがかるようなら、このジープ・フルメタルジャケットを駆り追いかけるのだ。その後のことは誰も知らない。
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