米カリフォルニア州に拠点を置くベンチャー企業、ファンクサム(Funxim)は新型アイフォーンとアップルウオッチを同時に急速ワイヤレス充電できる『ファンクサム・ワイヤレス・チャージング・パッド』を開発し、クラウドファンディングサイトのキックスターター(Kickstarter)で公開しています28。
パッドに磁気充電ケーブルを埋め込む必要がある。
アップルが今秋に販売開始した新型アイフォーン(8、8プラス、X)はワイヤレス充電に対応し、来年にはアップルウオッチも充電できる「エアパワーマット」が発売される予定です。ファンクサムは、アップル製のエアパワーに先駆け、新型アイフォーンとアップルウオッチを同時に急速ワイヤレス充電できるQi規格のパッドを世界中に届けたいとしています。
『ファンクサム・ワイヤレス・チャージング・パッド』を使ってアップルウオッチを充電するには、アップルウオッチの磁気充電ケーブルを埋め込む必要があります。ファンクサム製パッドの裏フタを開けると、磁石が入った充電器とケーブルを収められるようになっています。アイフォーンをパッドの中央部、アップルウオッチを充電器が露出した部分に置けば、急速ワイヤレス充電できます。
自分の部屋や会社のデスクにワイヤレス充電パッドを。
アップル製品によく合う、シンプルなデザインになっている『ファンクサム・ワイヤレス・チャージング・パッド』の製品化プロジェクトは12月12日現在、24万4000ドル(約2770万円)超を調達しています。世界中の空港・ホテルにあるQi規格のワイヤレス充電パッドを、自分の部屋や会社のデスクに置きたいアップルユーザーの熱意がよく表れた金額と言えるでしょう。
参照元:KICKSTARTER
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