米国のGETXGO社は6月、表地は防水性か耐火性のどちらかを有し、救急セット・飲み水・ソーラー充電器・手回しラジオなどが入った非常時持ち出しバッグ「Go Kit」の先行販売プロジェクトを米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で公開しました。
ドキュメントポーチとバックパックで準備をより万全に
25×33×13cmとコンパクトな「Go Kit」はハンドル付きで持ち運びやすく、いざという時はバッグの口が180度開くので必要な物をサッと取り出せます。防水性に優れるTPUか耐火性のファイバーグラスのどちらかを選べるバッグの中には、棒状の非常食、万能な充電ケーブル、ポンチョ、ブランケット、消毒液、マスク、キャンドルなど25種類の防災グッズが詰まっています。
プロジェクトへの支援の見返りにはさまざまな選択肢がありますが、注目すべきは「Go Kit」と「Ready Pack」のコンボです。「Ready Pack」は重要書類や紙幣を入れるのに便利なドキュメントポーチ、「Go Kit」もドキュメントポーチも入るバックパックからなります。「Ready Pack」も水に強い素材か炎に強い素材のどちらかで作られています。
必要な物を揃えるのに役立つ専用アプリがリリースへ
「Go Kit」の先行販売プロジェクトは公開から6時間で目標金額の1万ドル(約110万円)を調達しました。水か炎に強く、中身が充実していることに加え、デスク周りに置いても違和感ないデザイン、避難時に必要な物のチェックリストを表示する専用アプリの存在もプロジェクトの成立に一役買った可能性があります。それだけに日本に配送されないのは残念です(6月下旬時点)。
参照元:INDIEGOGO
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