フォルクスワーゲン・アウディグループ傘下のスペインの自動車メーカー「セアト」は、オーストリアで行われるグループのファンフィスティバルにおいて発表する「セアト・イビサ・カップスター・コンセプト」の画像を公開する。
そのフォルムは・・・下手な画像処理みたいにルーフをスパッと切り取ったようにも見える。そのルーフや後部座席を廃し、フロントウインドウとサイドウインドウをまっすぐカット(やっぱりカット!)。オープントップの2シーターに仕立てたコンセプトモデルだ。
ベース車はホットハッチ
ベースになったのは「セアト・イビサ・クプラ」で、VW「ゴルフ」「ポロ」でお馴染みの180馬力1.4L・4気筒ターボエンジン”TSI”を搭載したホットハッチだ。VW「ポロ」アウディ「A1」tpプラットフォームを共有しながらも、ランボルギーニシエラゴをデザインした「Luc Doncerwolke」によって手がけられたラテンスタイルのボディを持つ。
もう一度その画像を見てみましょう。シャープなラインと上向きに傾斜するベルトライン。無理やり取っ払ったルーフのおかげで、通常より低く座らされるようだ。オレンジ色のボディが黒いホイールやウインンドウと対照的だ。悪くはないがデザイナーの描くイラスト的な印象が拭えない。ま、コンセプトカーはそんなものでしょうけど。
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