400psを叩き出す「R400」に関しては、2016年にも生産されるとされていましたが、最近になってこの計画は破棄されたと言われています。
「R400」はどんな車だったのかおさらいです
エンジンは「ゴルフR」の2.0ℓ直噴4気筒ガソリンエンジンで、最高出力は400ps/7200rpm、最大トルクは45.9kg-m/2000-6000rpmを発生。「ゴルフR」から、100psの強化で、6速のMTと、常に前後輪に与える出力を調整することができるハルデックス・マルチ–プレート・クラッチ4モーション4WDシステムで、現行「ゴルフR」のものをそのまま流用しています。
パワー・トゥ・ウエイト・レシオは282ps/トン!
車体のベースとなるのは3ドアの「ゴルフR」で、フェンダーはR400専用、カーボンファイバー製スプリッターなどR400ならではのパーツが奢られている。「ゴルフR」より56kg軽量化され1420kgとなった車重によりパワー・トゥ・ウエイト・レシオは282ps/トンに達し、「ゴルフR」に比べて+78ps/トとなっている。「R400」の0-100km/hタイムは「ゴルフR」よりも1.0秒速く、3.9秒。「A45 AMG」からは1.0秒もの短縮になっています。
400psは無駄にはしない
この高出力エンジンは今後他のVWアウディグループの他の車種に使用される予定であり、無駄にはならないと示唆しています。
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