「検索の」Googleは昔の話。成長への野心を隠さないGoogleはタブレット市場に「Google Nexus 7」を投入することを発表した。各社が力を入れているタブレット端末の競争は激しくなりそうだが、Google Nexus 7の日本販売は未定とのこと。
製造を手がけた台湾Asus(アスース)との協力から生まれたGoogle Nexus 7。Android 4.1を搭載し、アプリケーションプロセッサはTegra-3を採用。本体は薄さと軽さにこだわっている(iPadより約200グラム軽い)。7インチのHDディスプレイ、フロントにはカメラを装備。8時間のHD映像再生、10時間のインターネット閲覧、10時間の電子書籍閲覧が可能だ。8GBと16GBから選べる。価格は$199で、iPadに比べれば相当な割安感がある。
Google提供のアプリを標準搭載し、オンラインマーケットのGoogle Playに完全対応している。とはいえアプリ/映画/音楽/書籍のオリジナルマーケットが日本で受け入れられるかは未知数。既に確立されている「iPad」ブランドに比べれば、割安感のあるGoogle Nexus 7に魅力を感じる人も多いだろう。「Kindle」、Microsoftが販売予定の「Surface」も含めて、タブレット端末の選択肢は今後も増えていきそうだ。
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