ジープ・チェロキーといえば、免許をお持ちの方なら、一度は聞いたことがあるはず。街中でも比較的よく見かけるこの4駆は、日本でも人気のある車だ。本来備わっているスペックは、国内の道路なら、どんな道でも問題ない。ただやはり、そこはオフロード。ネオンきらめく街よりも、緑と茶色のあいだを、体を大きく揺らして走る姿のほうが、似合っている。ハイウェイで、スポーツカーと競うような車ではない。
しかし、そんなチェロキーが、とてつもないモンスターカーに変身して登場した。車種名「ヘネシー・ジープ・グランド・チェロキーHPE800 (Hennessey Jeep Grand Cherokee)」。
この車の何がとんでもないのかと言うと、まず、ジープであるはずの車にツインターボが搭載されてある。V8・6.4リッターから7リッターにアップグレードされたエンジンは、時速100キロに到達するまでに3秒しかかからない。馬力は驚異的な800馬力である。あのENZOフェラーリが660馬力であることを考えると、その力のものすごさが窺い知れるだろう。まさに激ヤバな車なのである。
販売台数は、超限定の24台。価格は日本円で約1800万。このスーパーモンスターに生まれ変わった、ヘネシー・ジープ・グランド・チェロキーHPE800 (Hennessey Jeep Grand Cherokee)。誰もが憧れる1台になるに違いない。
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