『グラビティ(Gravity)』はただのブランケット(毛布)ではありません。その重さが使う人の体重の10%程度になるように設計されています。それなりの重さを感じる毛布にくるまれることで、ストレスが減り、よりゆったりできるようになるのです。
抱き締められるような感覚、「セロトニン」増加へ。
『グラビティ』の特長の一つは、ブランケットの圧力が身体全体に均等に分散されることです。それなりの重さで身体全体を刺激することは不安の治療に効果があると証明済み。やわらかいマイクロファイバーを使用した毛布は、心的外傷後ストレス障害、不眠、強迫性障害に悩んでいる人に役立つことが期待されています。
『グラビティ』はそれなりの重さ(使う人の体重の7~12%)があるので、使う人はブランケットにつかまれる、あるいは抱き締められるような感覚を味わい、自身の神経系をリラックスさせることができます。精神状態を安定させる「セロトニン」や安眠と深いつながりがある「メラトニン」が増加し、逆にストレスホルモンとされる「コルチゾール」が減少することになるのです。
体重ごとに用意されたブランケット、とんでもない人気ぶり。
米国発の『グラビティ』プロジェクトは5月上旬現在、クラウドファンディングサイトの「キックスターター(Kickstarter)」で260万ドル(約2億9500万円)以上を調達するなど、とんでもない人気ぶり。使う人の体重ごとに用意された3種類のブランケット(6.8kg、9.07kg、11.34kg)への支援がどこまで膨らむか気になるところです。
参照元:KICKSTARTER
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