ヤフーニュースで「なるほど」と思う記事を見つけました。見出しは『新型コロナ対策がムダになる「残念すぎる手洗い」3つの落とし穴』。家に帰ってきちんと手を洗っても、蛇口を閉める際にハンドルを直に触れば、外から持ち帰ったかもしれないウイルスが手に付く可能性に気づかされました。
ペーパータオルか、自動水栓か、それともつま先か
手洗い後の水の止め方について、ヤフーニュースに掲載された記事(https://news.yahoo.co.jp/byline/takagakiiku/20200318-00168295/)を執筆した薬剤師ライターの高垣育さんは、ペーパータオルや肘で蛇口のハンドルに触れることを勧めています。もちろん自動水栓ならハンドルにタッチせずに済みますが、備えている家は多くないでしょう。
手をセンサーにかざせば水が出る自動水栓は感染症対策に有用と思われますが、不具合を起こすリスクもあります。ハンドルに触れずに済む手洗いの方法が他にないか調べていると、ドイツのGROHEが開発した、キッチン用の『Foot Control』を見つけました。蛇口につながるホースの近くにコントローラー、足元にセンサープレートを設ければ、つま先での吐水・止水が可能になります。
足で水を出したり止めたりするシステムは日本にも
今後は家のどこで手を洗うにせよ、細菌・ウイルスの溜まり場になる可能性があるハンドルに直に触れなくても止水できる、手洗いを台無しにしない蛇口が普及していきそうです。足で水を出したり止めたりするシステムは日本のTOTOも販売しているので、気になる人はメーカーのウェブサイトを訪れ、「フットスイッチ」で検索してみてください。
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