ある職場における会話
上司「このビデオを見てくれ」
部下「車椅子のバスケットボールですね」
上司「そうだね」
部下「パス、うわっ、激しくぶつかりますね。取った。いけ、よしシュート。惜しい。リバウンド!取った。速攻!パスだ。シュート!危ない転倒した。シュート。入った。よし」
上司「どうだい」
部下「熱いですね。あっ終わった。あれっみんな身障者ってわけじゃないんだ。酒場ですね。ビールを飲み始めた。うまそう~。これビールのコマーシャルですか」
上司「そう、ギネスビール(Guinness Beer)”Made of More”のCMビデオ。どう感じた?」
部下「思わず映像に引き込まれてしまいました。もちろんビールのCMとは知らずにです。」
上司「そうだね。商品名を連呼するCMとは正反対の構成だね。ギネスビールのCMはこの手法を使って好評なんだよ」
部下「ギ、ギネスビール飲みてー!」
上司「君のプレゼンは商品名を連呼する傾向があるからね。もう少しクライアントの興味を惹きつける工夫が欲しいと思うね」
部下「僕のことを思ってこのビデオを見せてくれたんですね。ギネスビール飲みてー!次のプレゼンのときは会場にバスケットボールを持ち込みます」
上司「いや、そうじゃなくて・・・」
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