1日8時間、あるいはそれ以上の時間を、椅子に座っている人は多いだろう。17インチのモニターを見つめながら、キーボードをガチャガチャと叩く。大きく体を動かす時といったら、昼食で外に出る時か、ちょっとトイレへ、くらいなものだろうか。
そして自宅に帰れば、またパソコンをつけて、メールチェック、ツイッターにフェイスブックの更新が待っている。自宅と会社の往復移動でそれなりに動いているけれど、とてもそれだけで毎日の運動不足が解消されたとは言い難い。太りたくなければ、どうにかして日々摂取したカロリーを消費する必要がある。
デスクワークをする者にとって、椅子というのは重要なもの。自分の体に合わないものを使い続けていると、腰を悪くしてしまうばかりか、内蔵にまで負担をかけてしまう。ただ座っているだけなのにと、侮ってはいけない。椅子選びというものは、かなり気を遣うものなのだ。(支給物でどうにもならない場合は、グッズなどで調整するという方法もある。)
エルゴノミクスデザインの椅子が、体にかなり優しいものであるということは、なんとくイメージできることと思うが、この「ジミージムチェア(GymyGym Chair)」は、たんに人体工学に基づいて設計されただけの椅子ではない。なんと本品は、ジャストフィットする椅子であるということの他に、これ1台で16種類もの運動ができるという、エクササイズチェアなのだ。
鍛えられる部位は、肩・腕・胸・背中・腹部・臀部・脚部、とまさに全身。腹筋のできる座椅子なんかは、よくテレビショッピングで見かけるかもしれないが、ここまでバリエーション豊かに全身運動を可能にしたものは、おそらく世界初と言っていいだろう。
レッグレイズができる椅子なんて、いまだ聞いたことがないだろう。くわえて、価格も$799(7万円程度)と比較的手に入れやすい。
腰を掛ければエルゴノミクス。体幹が安定すれば、それだけトレーニング効果の期待も大きい。ジミージムチェア(GymyGym Chair)は、間違いなく運動不足を解消してくれるに違いない、ものすごい椅子だ。