三輪車なんて幼児のおもちゃ?この「Halfbike II」を見ても同じことが言えるかな?!クラウドファンディングサイトでも大人気のこの立ち乗り3輪自転車は当初の目標額である5万ドルを大きく上回る35万ドルの資金調達に成功しているのだ。
個性的なデザインと機能性の両立
パッと見、セグウェイにも見えるこのHalfbike IIは立ちこぎ専用の三輪車。もちろん大人向けだ。エンジンやモーターなどはなく運転者が自転車と同じようにペダルをこいで前進する。
自転車のように車体を倒してカーブを曲がるというよりもハンドルを左右に振って方向転換をするため自転車よろいも細かく、キビキビとした動きも可能。またサスペンションが入っているため多少の段差は全く苦にならない。意外と乗り心地は快適なのだ。
またハンドルバーは折りたたむことができ持ち運びも可能。重さは約8キロなので手で持って歩くこともできるのだ(女性にはちょっと重いかな)。
他のメーカーも触発される?
これだけ個性的なデザインでかつ機能性も高いとなれば当然他の既存自転車メーカーも黙っていないだろう。権利関係の問題はあるにせよ同じようなコンセプトの三輪車が今後開発される可能性はある。
一般的な自転車の持つほとんどの問題点は、駐輪スペースに関するものだというデータもある。折りたたみできる自転車もあるにはあるが、重さ的にも(折りたたみ自転車は約20キロ前後の製品がほとんど)手軽に持ち運べるレベルのものではない。
荷物を詰めないという点以外は完璧とも言えるこの大人用三輪車。これから一気に増えるかも?しれないぞ。
参照元:WIRED Japan, Kickstarter
この記事をシェア