当初、中東圏向けに開発されていた「アストンマーチン・ラゴンダ・タラフ」は、右ハンドル仕様のプロダクションを決定し、中東と英国のみならずだけではなく、ワールドワイドなマーケットで販売されることも決定した。
中東に絞った開発計画であったのは、オリジナルの「ラゴンダ・サルーン」の60〜70%が現在も中東に生息しているというリサーチ結果があったからだ。
そう言えば「V8ラゴンダ・サルーン」というモデルがあった
ラゴンダ・タラフは、アストンマーチンのスペシャル・プロジェクト・ディビジョンによって製作されるクルマだ。558psの5.9ℓV12ユニットとアルミニウム製のVHプラットフォームに、カーボンファイバー-CFRP製のボディ・パネルを組み合わせた構造を持つ車体は、トップ・スピードは282km/hに達する。
ラゴンダ・タラフのオリジナルは、1976年に発表され、著しく低いルーフを持つ、当時最も車高の低い4ドア・モデルの「V8ラゴンダ・サルーン」。この「ラゴンダ・サルーン」にインスピレーションを受けたボディ・デザインを、現在の技術と合体させ、V12エンジンとZF製の6速オートマティック・トランスミッションとを組み合わせている。
エアコンは正常に動いた
現在は英国やオマーンでテストを繰り返していて、オマーンでのテストの目的は、エア・コンディショナーが摂氏50°でもきちんと働くかどうかを見るためだったとされる。このテスト結果できちんと作動することが確かめられたという。
まだ注文は間に合うらしい
ラゴンダ・タラフは3桁の数が生産されることになり。ファースト・デリバリーは今年中を予定している。
参照元:Car Magazine
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