米シアトルに拠点を置くハーマネー・カンパニーは5月17日、クラウドファンディングサイト・キックスターターで、ルームシェア中の人向けのモバイルアプリ「ハーマネー(Harmoney)」のプロジェクトを立ち上げました。共同生活をスムーズなものにするアプリの詳細を公表し、開発・宣伝への出資を呼び掛けています。
おそらくハーモニーとマネーをかけたハーマネーのメイン機能は、支払い、メッセージ、カレンダー、そして家事雑用。日本シェアハウス・ゲストハウス連盟によると、掃除やゴミ出しでのトラブルが特に多く報告されているとのこと。
そこで、一週間の各箇所の掃除とゴミ出しの割り当て、証拠画像のアップロード、感謝の気持ちのやりとりといった機能がトラブルの解決策として“提示”されています。
日本の若者が身近に感じるシェアハウス、関連アプリの需要も?
金銭面と縁を考慮する日本の若者にとって、ルームシェアやシェアハウスは以前と比べればぐっと身近な存在になっているようです。初期費用が安い、家具・家電を新規購入せずに済む、さまざまな人と交流できるといったメリットがある一方、他人との共同生活での軋轢の可能性を考慮し、入居審査で落とされる人も少なくないようです。
ハーマネーは肝心の入居後の軋轢を最小限に抑えるアプリです。もしかしたら類似のアプリが今後登場するかもしれません。
参照元:Harmoney
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