アメリカサイズなワイルドといえば、酒・肉・スピードだろう。浴びるように酒を飲み、でっかい肉をガツガツと頬張る。そして繰り出すときは、ヤンキーなエンジンを積んだ、爆音轟く鉄の塊。まるで映画に出てくるワンシーンのようだが、男臭はタップリだ。酒や肉に関しては、毎日でも満たすことできるが(ただし健康にはご注意)、スピードへの欲求というのは、ある種、悪魔との契約に近いものがある。マッスルカーやハーレーに跨れば、あるいは可能になるかもしれないが・・・。
ここにも1台、そんな速さへの欲求を満たしてくれる車がある。それが「Hauk Designs Dune Raider」だ。
このHauk Designs Dune Raiderは、とくにオフロード走行を劇的に進化させた車だ。ベースには、ジープラングラーが使用されている。ただし、それ以外の仕様はすべてゼロから設計してある。この車なら、勇気と度胸でアクセルを深く踏み込み、強烈なスピードで砂の上を走り抜けることが可能だろう。Hauk Designs Dune Raiderは、路面に張り付いて滑るように走る車とは違う。むしろ、アスファルトに噛みついて、タイヤを食い込ませながら力強く走行する。
まさに本当のワイルドスピードだ。ガツガツした走りが、たまらない人には憧れてしまう、一台に違いない。
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