今回は、カリフォルニア大学サンタバーバラ校のヤサミン・モストフィ教授によって開発された、あるエリアにおける歩行者数を推定するシステムについて取り上げます。
このシステムのスゴい特徴はズバリ!Wi-Fiユーザーではなく電波の干渉から類推するため、既存の画像認識技術みたいに個人識別情報が不要となり、プライバシーの問題を回避できちゃうワケです。
歩行者端末ではなく”トモグラフィー”を使います!!
より詳細なメカニズムとしましては、歩行者側がWi-Fi機器などのデバイスを所持していなくてもWi-Fi電波が遮断された際に減衰する受信強度をビビっと感知しながら測定するそうです。
なお、まだ明確になっておりませんがひょっとすると計測用と一緒に、個人デバイスを識別する情報を載っけてWi-Fi電波を飛ばしているのかもしれませんね。
ただ、もしそうだとすると個人が所持している携帯端末が逆にノイズになってしまわないのか気になっちゃってどうしようもないので、パニクる前にさっさと話を締めたいと思います。
ちなみに、今回の技術を今後どう活かせるのか考えてみたところ、まずパッと浮かんだのは夜遅く静まり返った人目に付き難い路地で、ひょいひょい出没するストーカーをくまなく検知しちゃう!みたいな使い方で一役買いそうですよね。
参照元:WIRED JP
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