付き合っている人と別れてしまった、学校やバイト先、会社で落ち込むことがあった。いきなりトーンダウンするような話をしてしまったが、これもまた人生である。そんな時にはじっと一人で傷を癒す人もいれば、できたら誰かにハグしてもらいたいと思う人もいるかもしれない。だがそんな相手なぞいない。
なんだかハグされているような気持ちになれる
抱きしめてもらっている時のあの安定感。これは赤ちゃんでも大人でも本当に癒されていると実感しているのではないだろうか。だがちょっと現実的なことを言ってしまうと「自分にかかる肉体的な重み」を感じることで心地よく感じてしまうのだ。
「Weight(バーチャルハグ毛布)」は、気持ちよさを感じられる約2.7kgのおもりをしこんだ毛布。身にまとうことで、その重さに包まれることでやすらぎがもたらされる。ただそれだけではなく、自閉症、ADHDなどの人々にとってはこの感触が安心感を与える効果があるそうだ。
デザイナー自身の体験から産み出されたWeight。バーチャルでありながら、本当に誰かからハグされて包まれているような感覚になれる。もしかすると気をつかわなくてよい分、今の時代にそっているのかもしれない。
参照元:Weight
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