重い物で手や肩に負担をかけずに済むので、大自然での冒険も近場への外出もより快適になるはずです。米国発、腰で荷物を楽に引っ張れる二輪カート「HipStar」の先行販売プロジェクトが今春、米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で成立しました。
バックパックのように背負い、自転車につなぐことも可
「HipStar」は基本的にカートのハンドルと腰に巻くベルトをつないで使用します。歩く際の自然な動作をなるべく妨げることなく、体に過度の負担をかけず、荷物のバランスが保たれるように開発されており、上り坂でも重い物を腰で引っ張れるようになっています(HD型はブレーキ付き)。
耐荷重36kg以上の「HipStar」の基本形はカートですが、応用形も存在します。カートを引っ張るのが困難なでこぼこ道に入ったらバックパック型に変形させ、背負うことも可能です。自転車のシートポストに専用のアダプターを取り付ければ、サイクルトレーラーとしても機能します。
結局7万ドルを調達。日本は発送先に入っていないが…
トレッキング愛好家も自転車乗りも注目せずにはいられない「HipStar」は大きな車輪を取り外してコンパクトに持ち運ぶ・収納することができます。車のトランクに入れてアウトドアに持っていくことや電車・飛行機に載せることはそう難しくなく、家で保管する時には邪魔になりません。
身体的に不利な人々や高齢者の生活を豊かにし得る「HipStar」の先行販売プロジェクトは最終的に7万ドル(約910万円)以上を集めました。現時点で日本は発送先に入っていませんが、一定の需要が見込まれるなら、腰で引っ張れるカートが日本上陸を果たすかもしれません。
<参考元>Indiegogo
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