何となくそういう気がしていた、という人は多いのではないだろうか。人は、気分が上向きでポジティブな時はヘルシーなものを選んで食べ、落ち込んでいたりネガティブな気分の時は、甘いものやジャンクフードを食べてしまうという傾向がある。これは科学的に明らかになっていることだ。
アメリカ・コーネル大学の研究
アメリカ・コーネル大学の研究者は、大人からティーンエイジャーまで、600人以上の気分と食べ物のチョイスの関係を調べて、この結論に至った。ポジティブな気分の時には、自分の将来に希望が持てるようになるので、自然と健康に害のある食べ物を避けるようになるらしい。
逆に、ネガティブな気分の時は、将来に悲観的になるため、「今食べたいものを食べた方がいい」と考え、口当たりのいい甘いものやジャンクフードに走ってしまう、と研究者は言う。
気分が下がった時が、我慢のしどころ
もしあなたがダイエットに取り組んでいるなら、この研究結果はいい助けになる。早い話、「落ち込んだ時こそ引き締めてかかれ」ということだ。健闘を祈る。
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