5月22日、イタリア警察への「ランボルギーニ・ウラカンLP610-4」の納車がローマの「国家警察ポリスカー博物館(こんなとこあるんだ!)にて行われた。高級スーパーカーの代名詞的存在の「ウラカン」だが、財政難の同国が良く購入できたと思いきや、これはランボルギーニ社からの寄贈によるものだ。
ランボルギーニ社のCEO「ステファン・ヴィンメルマン」氏からイタリア国家警察長官の「アレッサンドロ・パンサ」氏に、ブルーとホワイトにカラーリングされた”ブルー・ポリツィア”のキーが授与されている。
特殊装備の 「Polizia」
正式名称は「ウラカンLP610-4ポリツィア」。「以前に「ランボルギーニ・ガヤルド」を導入したことのあるイタリア警察だが、ボローニャで14万キロを走行、その交代要員のようだ。警察車両とあって、市販車とは異なる装備もある。
例をあげると、GPSのデータから追跡車両の位置や進行方向、スピードなどを検知するシステムや、車内のカメラが撮影した映像をリアルタイムで本部に送信システム、そして試食用臓器を安全に運ぶ冷却システムなんてのも装備しているのだ。
最近は海外旅行先でレンタカーを利用するドライブ旅行なんてのも珍しくなくなったが、イタリアでは(もちろん、イタリア以外でも安全運転!)注意した方がよさそうです。もっとも「ランボルギーニ・ウラカン」に乗車するイケメンおまわりさんに逮捕されたければ・・・、やっぱり安全第一です。イタリア万歳。
参照元:GT Spirit
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