もはやイヤホンは音楽を聴くためだけのものではありません。Bluetooth対応の完全ワイヤレスイヤホン『ヒプノス(Hypnos)』の製品化プロジェクトが、クラウドファンディングサイト「インディーゴーゴー」で立ち上がり、6月14日時点で5万5000ドル(約600万円)も調達しています。
タッチするとボイスアシスタントを呼び出せる。
『ヒプノス』は指でタッチ・タップするだけでさまざまな操作ができます。例えば右耳のイヤホンをタッチすると、スマートフォンにかかってきた電話に出たり、電話を切ったりできるのです。2回タップすると、ボイスアシスタント(Siri、Alexa、Google)を呼び出せます。逆に左耳のイヤホンをタッチすれば、曲を再生・停止することができます。
仕事や勉強に集中したい時、ユーザーが「やあ、ヒプノス。集中モードにして」と英語で話しかけると、雑音が除去されます。オフィスのすぐ近くで行われている工事がうるさくても、ノイズキャンセリング機能を備えたイヤホンを付ければ、ノープロブレムです。
話しかけると眠りに導く音楽が流れ出す。
ぐっすり眠りたい。ユーザーが「睡眠モードにして」と話しかけると、迷走神経と副交感神経系を刺激する音楽が流れ出し、ユーザーを安らかな眠りに導きます。睡眠モードの試験を行ったところ、普段は眠り込むまでに2時間弱かかる人が30分ほどで寝入るようになり、ハイテクなイヤホンを装着するかどうかで睡眠の質が大きく変わることが分かりました。
通勤・通学時、仕事中、寝る前などあらゆる状況で役立つ『ヒプノス』。7月上旬に締め切られる製品化プロジェクトに出資した多くの人は、高機能のワイヤレスイヤホンが届けられるのを心待ちにしていることでしょう。
参照元:indiegogo
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