パイクスピークの電気自動車部門で優勝を狙う三菱

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三菱自動車が、7月の3日から8日まで米コロラド州で開かれる「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に、2台の電気自動車を参戦させることがあきらかになりました。

今回参戦する電気自動車は、i-MiEVをレース用に改良したプロトタイプ「アイ・ミーブ エボリューション(i-MiEV Evolution)」と i-MiEVの北米仕様「Mitsubishi i」の2台で、三菱自動車は、エレクトロニクス技術に秀でた明電舎および自動車電池の開発を得意とするジーエスユアサの協力を得、「パイクスピーク・エレ クトリック」電気自動車部門での優勝を狙いたいとしています。

ちなみに「パイクスピーク」は、ロッキー山脈の東端、コロラドスプリングス の西に位置する標高4301メートルの山で、レースは、標高2862メートルの地点から、頂上までの1439メートルを一気に駆け上がるという過酷なもの で、ドライバーも車も、急激な気圧の変化や、頂上に近づくにつれ希薄になっていく酸素濃度といった、ライバルよりもむしろ牙をむく自然との闘いに、いかに セッティングでうまく対処するかといったことに追われます。

三菱自動車はアイ・ミーブ エボリューションは、490kWのモーターの代わりに80kWのモーター3台を載せ、四輪駆動に仕立て上げたほか、ボディにはカーボンファイバーを奢りました。
「パイクスピーク・エレクトリック」は、現地時間8日。7台の電気自動車が、独立記念日4日後のロッキー山脈で雌雄を決します。

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