スイス発、世界的な人気を誇る万能充電ケーブルの新モデル、これまでの倍の長さになった「inCharge XL」の先行販売プロジェクトが2月下旬、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開され、1万1000人以上から支援を集めています。
PD対応端末・充電器への接続で超高速充電可
「inCharge XL」は直近のモデルと同様、入力はUSBとUSB-C、出力はMicroUSBとLightningとUSB-Cに対応しています。つまりこの充電ケーブルさえあれば、複数のケーブルや変換アダプタがなくても、手持ちのさまざまな機器間での充電やデータのやり取りが可能です。
万能充電ケーブルの新モデルの充電性能も直近のモデルと同じく、超高速充電技術「Power Delivery(PD)」に対応しています。PD対応デバイス(iPhone X、iPad Pro、Google Pixel 2など)とPD対応充電器に接続すれば、充電時間を大幅に短縮できます。
2m以上ならイラつかないはず。付属品も充実
「inCharge XL」は旧モデルの良さを生かしつつ、ケーブルの長さを大幅に延長しています。筆者も旧モデルを持っていますが、「充電中のスマホ操作は正直不便」と思っていました、しかし新モデルは30cm・2m・3mから選べるので、ケーブルの短さにイライラせずに済むはずです。
2m以上なら収納ケースと卓上をスッキリさせるオーガナイザーも付属する万能充電ケーブルの先行販売プロジェクトは日本円にして約8000万円を調達しています。車を引っ張れるほどの耐久性、スマホをモバイルバッテリーにできるOTG対応も支援を後押ししているとみられます。
<参考元>Kickstarter
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