米国中東部ケンタッキー州で逮捕された万引き犯。捕まえた警察に対し、彼は反省をしていないのか、嫌がらせを実行しました。それは「勝手にピザを注文して困らせる」という幼稚かつ悪質なイタズラ。地元テレビ局WKYTが事件の一部始終を報じています。
マイケル・ハープ容疑者(29歳)は7月中旬、万引きなどの罪で捕まり、州南部のコービン警察署で取り調べを受けていました。警察の発表によると、ハープ容疑者はどういうわけか「自分の携帯電話で通話させてくれ」と頼んできたとのこと。すると、ほどなくしてドミノ・ピザが5人前のピザを届けに来ました。
「イタズラは誤解。今後、何が起こるかを見てみよう」
日本でもおなじみのピザ屋に注文した人物は「ウィルソン」と名乗ったとのこと。ハープ容疑者を逮捕した警官と同じ名前だったことから、彼の携帯電話の履歴を調べると、確かにピザ屋に電話をかけたことが分かりました。彼は窃盗に加え、警官なりすましなどの罪も問われることに。
ハープ容疑者は「ピザの注文はまったくの誤解だ」「今回のことが法廷に持ち込まれ、何が起こるかを見てみようと思う。今、自分にできることはほとんどない」とコメントし、裁判に臨みます。嫌がらせに利用された感のあるドミノ・ピザ関係者も裁判の行方を見守ることでしょう。
参照元:wkyt
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