次世代iPhoneと同様に注目すべきなのは、今秋登場予定の「iOS 8」です。写真の新機能が複数追加され、ユーザーは出来ることが増えました。海外のニュースブログ「iPhone Hacks」が紹介する5大機能について、一つずつ見ていきましょう。
1. iCloudフォトライブラリ
データ容量の上限を決めるのは、もはやデバイスではなく、クラウドです。フォトライブラリは高画質の写真・ビデオを自動的に保存します。
クラウドからデバイスに取り込む際は、そのデバイスに合ったサイズ・バージョンの写真・ビデオに仕立てることが可能です。気になる容量ですが、Appleは「最初の5GBは無料」と既に発表済み。
2. 編集
編集はすべてに適用されます。iCloudフォトライブラリを有効にすると、「iOS 8」で行った編集がクラウドに反映され、デバイスに取り込む時は編集済み、つまり最新の状態に。
もちろんいつでも元の画像に戻せます。編集そのものは気の利いた仕様になっています。明るさと色の調整が簡単な操作で出来るほか、傾き補正も。
3. 検索
検索はよりスムーズに。追加された検索ボタンにより、日付、時間、場所、アルバム名といった要素から、すぐに写真を探し出せます。また、過去の検索結果や入力傾向から候補が表示されるように。
4. サードパーティー・フィルタ
開発者を意識したバージョンアップはユーザーのために。Appleの写真アプリケーションでもフィルタ(加工ツール)が使えますが、Instagram(インスタグラム)のようなアプリのフィルタを利用するユーザーも多いはず。
あらゆるアプリ開発者がAppleの写真アプリケーションで使えるオリジナルのフィルタを生み出せるようになりました。
5. タイムラプスモード
Lapse(ラプス)は「経過、推移」の意。新しい撮影モードを選択し、デバイスを撮影したい対象に向け続けると、連続写真からなるビデオが出来上がります。例えば、車に搭載すれば、目的地までの風景が流れるように記録されます。おそらく研究者や芸術家が活用できる場面もあるでしょう。
ちなみに「iOS 8」対応機種は、iPhoneは「4s」以降(次世代iPhoneも当然該当します)、iPod touchは第5世代、iPadは「2」、第3・4世代、「Air」、「mini」となっています。
参照元:iPhone Hacks