今年中に発売されるのではないかと、iPhone6と同じくらいAppleファンをにぎわせているのがiWatchである。 「出る出る」と言われて、なかなか出てこないのはまるで、「次の正月には帰るから」と言いながらなかなか帰ってこない東京の息子のようである。
スマートフォンならぬスマートウォッチと呼ばれるこの時計は、ただの時間を知るためのモノではなくて、身体機能やスポーツをする上で欠かすことのできない機能が搭載されると言われている。
ジョギングやウォーキングが楽しんでできるようになる心拍数や酸素レベルなどを測れるようになるのは、たとえ運動好きではなくてもつい試してみたくなる。
スイス製のiWatch
毎度のことながらiWatchにまつわるさまざまなコンセプト動画や写真がネット上に出回っているが、海外のメディアがこぞって伝えているのは「iWatchはスイス製になるだろう」ということだ。 どうやらAppleはスイスの有名な時計メーカーから職人さんを引き抜こうとしているそうなのだ。
スイスの時計メーカーとして有名なのがスウォッチやウブロであるが、その最高責任者たちはAppleが職人を引き抜こうとする行為に対してかなり渋い顔をしているという。
世界に誇る職人技術を持つスイスの時計メーカーがAppleのiWatch開発にこれからどのように関わってくるかまだアンクリアなままであるが、もしスイス製ということになれば多くの人がiWatchを手に入れたいと思うだろう。
引き抜きのやり方は卑怯?
ただスイスの時計メーカーから職人さんをポンっと引き抜いて、Appleの社員さんにしてしまおうというのは、さすがに卑怯な気もする。メーカーのトップが嫌な顔をするのも当然だろう。 商品開発に熱心なのは良いが、そのせいでちびまる子ちゃんの藤木クンのように「卑怯者」とAppleの名に傷がつかないようにしてもらいたい。
私たちにできることは、Appleがんばれーと遠くから精一杯応援することだけだ。