米国発、電源を入れると内蔵LEDによって真一文字に結んだ光る口が出現し、着用者が喋ると口の形が変化するマスク「JabberMask」の大量生産を目指すプロジェクトが今秋、クラウドファンディング(CF)サイト「Kickstarter」で成立しました。
マスクに表示させたい絵文字などを選べる
「JabberMask」の口を覆う部分には、カラー光も白色光も出せるLEDが縦横等間隔で埋め込まれています。電源を入れるとLEDが点灯し、マスク表面に真一文字に結んだ口が現れます。内蔵マイクが着用者の声を拾ったら、LEDで作られた口の形が真一文字から大きく開くなど変化します。舌でポンという音を出せば、口の形がにっこり笑顔になります。
LITE、DELUXE、PROの3種類が用意されている「JabberMask」。最も安いLITEは日本では滅多に見ない単6形乾電池が必要です。LEDの数は6×6と少なく、光る口の形が小さくなります。続いてDELUXEは充電式で、LEDの数も8×8に増加。そして最も高いPROはアプリと連携し、スマホからマスクに表示させたい口の形・絵文字・文字などを選べます。
マスクの構造・着け心地などの説明は不十分
「JabberMask」の大量生産を目指すプロジェクトは目標金額をクリアしましたが、支援者にスケジュール通りに届けられるかどうかは何とも言えません。というのもプロジェクト起案者にCFの実績がなく、マスクの構造・着け心地・発送時期(来年5月)に関する説明は不十分に見えるからです。コロナ禍の中で生まれたLED内蔵マスクのアイデアは具現化されるでしょうか。
参照元:KICKSTARTER
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