ロンドンを拠点とするファミリービジネスのJackfish Survivalが開発したクレジットカードホルダーが、「サバイバルすぎる」と話題を呼んでいる。
そのサバイバル度はいかほどなのか?このクレジットカードホルダーの何がすごいのかをまとめてみた。
ジャックナイフ + フィッシュ = Jackfish
まずはそのロゴを検証。なるほど、ロゴもサバイバルなデザイン。折り畳み式ナイフ、いわゆるジャックナイフ(Jack)の形でもあり、サメのようなサカナ(fish)の形でもあり。その魚の顔は、「サバイバルなんだからな」と言わんばかりの表情。なるほどサバイバルなわけだわ、と納得のロゴ。
製品名は「クレジットカードホルダー」なので、カードホルダー部分を検証。厚さわずか8.5ミリながらもクレジットカード4枚を収納して持ち歩くことができる。ホルダーはアルミ(ブラック)かチタン(グレー)から選べる。硬質加工を施すことで厳しいスクラッチテストなどをパスし、アウトドアで使用しても十分耐えられるホルダーに仕上がっている。開発者の「サバイバル」に対する情熱が感じられる。
サバイバルなツールたち満載
さて、カードホルダー部分よりもメインのサバイバルな部分だが、正直驚かされた。
なんと、アルミ製のホイッスル、10滴の液体を入れることができるガラスの小瓶、強風の中でも5秒は燃え続ける防風マッチ、4.5ミリ幅の火打ち石、切れ味最高スパイダルコ社のミニバグナイフ、そして直径15ミリの液体コンパスが、この薄くて小さなクレジットカードホルダーに搭載されているのだ。
驚くなかれ、エブリデイツールまでもが搭載!
そして、サバイバルツールだけではなく、サバイバルではない平凡な日々にも利用できるツールの数々までもが搭載されているというから、驚くなというのは無理な話。
フラットヘッドのマイクロ・スクリュードライバー(ガラスを切るのに適した0.8ミリタイプ)、チタン加工ポジドライブのスタンダードタイプ六角ビット、チタン加工フラットヘッドのスタンダード六角ビット(5ミリ幅)、KingstonのマイクロSDカードリーダー、True Utilityのテレペン(118ミリまで伸長、リフィル3本とキャップ含む)と、至れり尽くせりな内容。
このクレジットカードホルダーを一つだけ持っていれば、例えば、IKEAで川辺でBBQする際に使うスツールをクレジットカードで購入、川辺にGO、川辺でスクリュードライバーを使ってスツールを組み立てて、火つけ石と防風マッチでBBQの火おこしをして、BBQで盛り上がった後はお気に入りのあの子にテレペンで書いた電話番号を渡して・・・な~んてことがすべて可能ということに。
現在、Kickstarterで資金調達中のこのクレジットカードホルダーは、すでに目標としている2万ドルの4倍にあたる8万ドルを獲得しているため、生産、販売、発送は確実だ。
69ポンド出せば、とんでもなくサバイバルなクレジットカードホルダーをゲットできるわけだ。
これ一つで森の中をさまよいつつサバイバル気分を味わいたい人や、万が一ピンチが訪れたときのために持っておきたい人、とりあえず誰かに自慢したい人、とにかくみんな迷わずゲットしておこう!
参照元:The Coolector, Jackfish Survival credit card holder (Kickstarter)