海外で有名な日本のメンズブランドといえばヨウジヤマモトやイッセイミヤケ、レイカワクボなどが挙げられますが、ちょっと散歩に・・・と気軽に着れるようなデザインではなかったり、手が出ない超高級ブランドだったり。ところが今、海外のおしゃれメンズの間で注目を集めているのが、「斬新なデザインすぎて着るのをためらうよ・・・」ということがない、普段から着ることができる日本発のおしゃれブランドの数々だそうです。
nonnative(ノンネイティブ)
同ブランドは、長持ちする上質の素材を用いた実用的な服飾類を販売しています。現代的なシルエット、でも飽きのこないデザインなので、流行りを問わずいつまでも着ることができます。一緒に合わせるものによってフォーマル、カジュアル、アウトドアと、1枚でいろいろな着こなしができるのもnonnativeならでは。
UNDERCOVER
ストリートウェアの神と崇められ、長年にわたり愛され続けている高橋盾氏が手掛けるブランドです。いつの時代にもフィットする廃れないスタイルが、今も若者から年配の男性にまで支持される理由でしょう。高橋盾氏は、RADWIMPSの衣装を手掛けたりと、有名人のファンも多いそう。シンプルながらも珍しいシルエットのシャツや、パッと目を引く派手なカットソーで、目立つことが大好きなストリート系ボーイズ&メンズにピッタリ!
WTAPS
ミリタリースタイルを生かしたデザインで知られるWTAPSのディレクター西山徹氏は、WTAPSの他にもStussyやSupreme、そしてA Bathing Apeなど様々な有名ブランドとのコラボレーションも行ってきたスーパーデザイナー。ミリタリースタイルの服は、見た目にかっこいいのはもちろん、アウトドア系メンズが好むシンプルさ、そして頑丈さを兼ね備えた長く使えるオシャレ着・実用着です。
Junya Watanabe
渡辺淳弥氏はコムデギャルソンの取締役副社長で、パリコレクションの常連でもある日本を代表するデザイナーです。アバンギャルドなアプローチで制作されたパッチワークのシャツは、世界のおしゃれ男子を虜にしました。日本らしいモチーフが用いられていてもどこか都会的な仕上がりとなっています。Junya Watanabeだからこそなせる業でしょう。
nanamica
クラシックなデザイン、そして上質の素材を用いた丁寧な仕事にこだわるnanamica。手染めと天然色の服が多く、落ち着いた色合いも同ブランドの特徴です。アウトドアと海をテーマにした服のため、長持ちすることはもちろん、ゆったりしたシルエットで旅のお供にぴったりです。nanamicaは女性の服も取り扱っているため、カップルでさりげないペアルックも楽しめます。
ご存じのブランド、愛用のブランドはありましたか?日本発のデザインが国境を越え海を越え、世界で注目されていると聞くと嬉しくなります。「シンプル」が世界で人気のブランドの共通点と言えますね。人間は原点に戻ると落ち着きを感じることができるといいますが、おしゃれにもそれが当てはまるようです。
今後も多くの日本人デザイナーが世界で活躍することを期待したいですね。
参照元:Por Homme